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何も知らないのに加害者・犯人を叩くべきじゃない

テレビやネットで毎日のように報道されているニュース。

そんな数々のニュースの中から、今回は事件に関するものについて……というか、事件のニュースを目にした人の反応について思うことを書いていきます。

 

僕が考えているのは、記事タイトルの通り「何も知らないのに加害者・犯人を叩くべきじゃない」ということです。

 

実際そういう人ってたくさんいますよね。

「どうしてこんな犯罪に手を染めちゃうんだろうね」とか「頭おかしいだろコイツ」とか。

「どうしてこんな犯罪に手を染めちゃうんだろうね」については、言葉通りシンプルに疑問に思っていることもあると思いますが、たいていは「私には理解できない」「狂っている」といった拒絶のニュアンスがあるように感じます。

 

でも、ニュースを見て分かるレベルの情報で加害者・犯人を叩くなんて、ちょっと浅はかじゃないですか?

 

例えば殺人事件。

人が人を殺すなんて、本当によっぽどのことがあったんだと考える方が自然です。

例えば、加害者は被害者から壮絶ないじめを受けていたとか、これまで何十年も脅迫され続けていたとか。

なんなら犯人だったということ自体が間違いで、実は冤罪だったというケースも考えられます。

 

他にも、特殊詐欺の受け子が逮捕されたというニュース。

「そんなのどう考えても悪いことだろ」と思うかもしれませんが、↓のようなケースで意図せず犯罪に巻き込まれる場合もあります。

 

当然ですが、僕は別に犯罪者を擁護したいわけではありません。

僕が疑問に思うのは、なぜ「情報が足りないから判断できない」というスタンスを取れないのかということです。

 

あくまで僕の考えですが、きっと人間は「分からないことを分からないままにする」のが苦手なんだと思います。

 

人間関係の悩み相談も似たような構図ですよね。

「アイツにこんなことをされた」とか「こんなことを言われて辛い」とか。

それは被害者側から見た一方的な事実であって、加害者側から見た事実とは食い違うことがほとんどです。

なんなら、被害者だと思っていた方が実は加害者だった、なんてことも珍しくありません。

 

とはいえ、今こうやって冷静に考えられていても、気づいたら自分も「思い込みで誰かを悪者にしていた」ってことがあるかもしれないんですよね。

ときどきこの記事を見返して、自分を戒めようと思います。

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このブログを書いている人:ユウキ
北海道・札幌近郊に住んでいる31歳男性です。(2024年11月時点)
仕事柄あまりに人と関わることが少なく、なんとか友達ができないかとブログを始めてみました。
まずは「簡単なプロフィールとブログの目的」を読んでいただけると嬉しいです。

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